容器で商品ブランディング

販売したい商品のターゲットとなる顧客に対し、商品の価値や魅力を認識して選び続けてもらうために行う活動を「商品ブランディング」と言います。化粧品やヘアケア用品、家庭用洗剤などを生産・販売している企業様にとって、商品用・業務用問わず容器選びも重要な要素の一つです。
こちらでは、商品ブランディングに必要な要素や、商品ブランディングの過程における容器の重要性について紹介します。

ブランディングに必要な要素

「ブランド化」「ブランディング」と一口に言っても、商品やサービス、企業そのものがブランディングされていく過程にはいくつかの段階があります。まず、ブランディングされるものが広く知られること、次に実際手に取ってもらえること、最終的にその商品のファンや取扱小売店から信頼されること、という3つの段階です。

どれほど素晴らしい商品があったとしても、消費者が知らなければ売れるものも売れません。ポップアップやSNSなどを活用し「こんな商品がある」とPRして、認知度を上げることが重要となります。
次に、豊富な選択肢の中から手に取ってもらうことです。商品の魅力が伝わりやすかったり、ターゲットの印象に残ったりすることが大切なので、特に外見が重要となるでしょう。
最後に、ファンや取扱小売店からの信頼です。商品そのものに満足してもらえれば、長期的に利用していただける可能性が生まれます。また、その商品を他の人に勧めたり、新商品を積極的に試したりといった行動にも繋がります。

視覚的な要素は重要

ブランディングにおいて、視覚的なイメージ戦略は必須の要素です。企画・開発、広告や小売といった段階を問わず、容器はブランディングの過程で様々な役割を果たします。
例えば、商品が認知される際、商品名を知らないままトリガースプレーやポンプの形、雰囲気で覚える方は少なくありません。また、外見によるブランディング要素の強いものとして、香水を挙げることができます。それぞれ特徴的で美しいボトルは、商品を保護するという役割に留まらず、多くのファンを生み出す要因の1つでもあります。
このように、視覚的な情報を多く持つ容器は商品ブランディングに欠かせません。

ブランディング化された容器

ブランディング化に成功した容器は、「この形と言えば、この商品」というイメージが定着しています。
例えば乳酸菌飲料として有名なヤクルトは、長く親しまれている形を誰しも思い浮かべられます。流通される過程でも運びやすいその容器は、浄水施設でリサイクルすることも可能で、その形は類似商品にもそのまま流用されているほどです。
つまり、ブランディングにおいては、商品そのものの価値に加えて外側にも大きな影響力があると言えます。

商品ブランディングで容器のデザインを決定するには?

商品の価値や魅力を知ってもらえるようなデザインの容器を決定するまで、いくつかの段階に分かれます。ここでは、大きく3つの段階に分けてご紹介します。

市場調査

まずは、市場調査が重要となります。同じカテゴリーでどのような商品が売れているのか、狙うターゲットの傾向や要望は何かといったことをリサーチして、コンセプトを固めます。
また、製品が実際に使われているシーンや環境を詳しく調査すれば、容器のデザインのヒントが見つかるでしょう。

スケッチ・プロトタイプの作成

市場調査を踏まえ、プロダクトデザイナーがコンセプトやターゲットに合った容器のラフスケッチを作成します。いくつものラフスケッチを描いたり、関係者とアイディアを出し合ったりしながらデザインを決め、機能や素材、容量についても検討します。
ラフスケッチがある程度決まれば、プロトタイプを作成して修正を重ねます。実際に形にすることで、紙面上だけでは分からなかった部分にも気づけるでしょう。

最終的なデザイン・設計図の決定

ラフスケッチやプロトタイプを踏まえて最終的なデザインを決定した後、生産のために設計図を作成します。最終チェックとして設計図をもとにプロトタイプを作成して、問題がないことを確認してから生産に入ります。

商品ブランディングにおすすめの製品

「CRYSTALPLAS(海外製エアレス・クリームジャー・ダブルボトルクリームジャー)」JM D シリーズ


https:// www.uni-plas.jp/products/クリームジャー-jm-d-シリーズ/

宝石のカットのように美しいデザインをした、高級感あふれる球体型クリームジャーです。

「CRYSTALPLAS(海外製エアレス・クリームジャー・ダブルボトルクリームジャー)」ダブルボトル JSH シリーズ


https:// www.uni-plas.jp/products/ダブルボトル-jsh-シリーズ/

丸型ポンプ式ダブルボトルです。清潔感のある、マットなライトブルーのデザインです。

商品ブランディングには容器選びが重要

商品の外見に付加することができる価値には、様々な要素があります。容器のデザインを慎重に選ぶことは、商品ブランディングにとって重要だと言えるでしょう。
容器に新しい価値を付加して、イメージ戦略やブランディングを企業活動の起爆剤にしてみませんか?

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