消毒液でウイルス除去しよう
食品などを扱う場所でのウイルス対策は重要なものです。飛沫感染や接触感染、空気感染によって感染が拡大すると考えられています。
感染源が体内に入らないようにするためには、手洗いやうがいをするなどの予防が必要ですが、身の回りの消毒も大切です。消毒液は家庭にある漂白剤で簡単に作ることができます。こちらでは、消毒液の作り方についてご紹介したいと思います。
作成時と使う際の注意点について
消毒液を作るときは、ゴムかビニール製の手袋をはめてから行いましょう。肌に漂白剤が直接触れてしまって手が荒れてしまうことがあるからです。
また、他の洗剤と混ぜないように気をつけましょう。特に酸性のものとは混ぜないようにします。
そして、漂白剤が含まれているので色落ちしたら困るようなものには使わないようにします。こちらは手の消毒を目的としていませんので、作業中は注意してください。
ご使用時は必ず換気を行い、皮膚に付着した場合は、大量の水で洗い流してください。また、目に入った場合は、直ちに大量の水で洗い流し、医師の診断を受けてください。
消毒液の作り方
まずは、家庭用の漂白剤と手袋、消毒液を入れる容器を用意します。準備ができたら消毒液を作っていきます。
どのくらい薄めるのかは、使う用途によって異なります。例えば、体内から排出されたものが付着した場所を消毒するなら50倍程度に希釈します。ドアノブや手すり、トイレの便座、家具など、感染者が触れる確率が高い場所には、250倍に薄めます。
使い方について
50倍に薄めた消毒液を使う場合は、未使用のタオルに消毒液をひたし、消毒する場所を拭きます。
そしてしばらくそのまま置いてから水拭きします。250倍に薄めた消毒液は、トリガー容器などに入れて消毒する場所に直接スプレーします。
トリガー容器の代わりに、化粧品売り場などで販売されているフィンガースプレー容器でも良いでしょう。
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